【2025年】2か月で一発合格!電気工事士2種の独学勉強法|学科試験編

私の子ども(以下「もぐっ子」)は、大学生活と並行しながら、わずか2か月の独学で「第二種電気工事士の学科試験」に一発合格しました。
限られた時間を最大限に活用し、効率的な勉強法で見事に合格を果たしたもぐっ子。資格取得は、将来の「快適な生活」実現への大きな一歩です。
この記事では、大学生のもぐっ子が自身の合格体験を振り返りながら、短期間で合格するための独学法を詳しく紹介します。
それでは、もぐっ子本人に語ってもらいましょう!
結論|2か月独学でも一発合格は可能!
私は大学の授業やアルバイトの合間を使い、約2か月の独学で第二種電気工事士(学科試験)に一発合格しました。受験したのは、筆記方式の学科試験です。
私は高校では普通科、大学では理系学部に在籍していますが、試験範囲は授業内容とはまったく異なり、ゼロからのスタートでした。
購入したのは、参考書1冊と過去問題集1冊だけです。過去問をスケジュール化して進めました。
間違えた問題や理解があいまいなところは、参考書や付録の「重要ポイント丸暗記ノート」で確認し、確実に覚えるまで何度も繰り返すことを意識しました。
いろんな教材に手を出すよりも、教材を最小限に絞って繰り返し解くほうが、私には合っていたと思います。資格取得は就職活動だけでなく、将来の快適な生活にもつながると考えていたので、短期間でも全力で取り組む覚悟ができました。
結論として、第二種電気工事士の学科試験は、2か月の独学でも十分に一発合格を目指せます。
なぜ2か月の短期決戦になったのか?
そもそも私が、2か月という短期間で学科試験の勉強をしなければならなかった理由は、3月下旬までTOEICの勉強に集中していたからです。
TOEICの試験が終わり、気づいたら学科試験まであと2か月しかない状況でした。
「もう少し早く始めておけば良かった…」と後悔しましたが、就職活動に間に合わせるにはこの時期の試験が最後のチャンス。下期試験まで待っていたら間に合わないので、「やるしかない!」という気持ちで短期集中で取り組むことになったのです。

理由|なぜ2か月の独学で一発合格できたのか?
結論から言うと、問題集を1冊に絞り、スケジュールを立てて学習したことが合格につながりました。
第二種電気工事士の学科試験は、出題範囲が決まっていて、過去問を中心に反復学習することで、着実に得点を積み上げることができます。
私のように、独学で実務経験もなく、ゼロからのスタートでも、合格は十分に目指せます。
①学科試験の約8割は暗記中心の問題だと感じた
第二種電気工事士の学科試験では、暗記中心の問題が約8割を占めていると感じました。つまり、知識をしっかり身につけて、反復練習することが合格のカギになります。
問題の種類 | 割合 | 対策方法 |
---|---|---|
暗記問題 | 約80% | 過去問の反復学習+要点の暗記 |
計算問題 | 約20% | 基本公式の暗記 |
配線図記号や器具、工具など、覚えるべき項目は多いですが、試験は4つの選択方式なので、たとえ名前をうろ覚えでも、選択肢を見れば「あ、これだ!」と思い出せれば問題ないです!

②スケジュール化で、効率が一気に⤴
勉強を始めたとき、「教材がたくさんあるけれど、どれを使えばいいのか…」と迷いました。でも最終的に、私は参考書1冊+過去問題集1冊だけに絞ることに決めました。
教材を何冊も用意しても、使いこなせなければ意味がありません。
私は迷う時間を減らすためにも、教材はオーム社のシリーズだけにしました。

③誰でも挑戦しやすい国家資格だった
私は理系の大学生ですが、授業内容と試験範囲はまったく異なり、ゼロからの学習でした。それでも合格できたのは、試験内容が実務未経験者でも対応できるレベルだったからです。
この資格の魅力は、どんな人でもチャレンジしやすい点にあります。
受験資格に年齢・性別・職業の制限が一切ありません。
実際、試験会場には10代の学生から、還暦を超えていそうな方まで、幅広い年齢層の方が来ていました。

まとめ|独学でも合格できる理由
年齢・性別・経験に関係なく、やる気と継続力があれば合格できる資格だと実感しました。
私の使った教材と独学スケジュール
私が独学で第二種電気工事士(学科試験)に合格したときの、リアルな使用教材とスケジュールをご紹介します。
使用した教材(総額3,201円)

教材名 | 内容 | 価格 | 出版社 |
---|---|---|---|
①第2種電気工事士 学科試験すい~っと合格 | 参考書 | 2,090円 | オーム社 |
②第2種電気工事士 学科過去問 | 過去問題集 | 1,111円 | オーム社 |
③重要ポイント丸暗記ノート(①の付録) | 重要ポイントのまとめ | 0円 | ①の付録 |
合計 | 3,201円 |

私は、「一つの教材をしっかり仕上げるほうが効率的」と考え、①と②の2冊だけを購入しました。
特に、①の付録である「重要ポイント丸暗記ノート」は、試験直前まで何度も見返しました。
①~③のどれが欠けても、合格は難しかったと思います。
逆に言えば、この3つの教材があれば、独学でも十分に合格ラインへ到達できます。

2か月間のスケジュール
私の独学スケジュールは次のとおりです。まずは過去問の中でも「繰り返し出る!必須問題」を最優先に解き、その後に残りの問題へと取り組みました。

- 過去問で間違えた問題で、答えを読んでも理解できなかったものは、参考書や付録の「重要ポイント丸暗記ノート」で確認して、理解を深めました。
- 勉強時間は「毎日○時間」と決めるのではなく、「今日は過去問を20問解く」といった具体的な目標を立てて取り組んでいました。
時間ではなく「達成すべき量」で区切ることで、無理なく継続できたのだと思います。 - 複線図の問題は技能試験で必須なので、この段階で理解しておくと後が楽になります。ただ、私には時間がなかったため、学科試験のときは曖昧なまま臨みました!
- 一番苦手だったのは法令でしたが、限られた時間の中では、得意分野の知識を確実に固めることに集中しました。

独学でも、工夫次第でグンと効率アップ!
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2か月間というのは、かなりギリギリのスケジュールだと思います。もっと早くから始められれば、余裕をもったスケジュールで進めることもできるはずです。
無理なく続けるためには、自分に合ったペースでの学習計画が大切だと感じました。

\余裕がある人は+αにもチャレンジ/
時間に余裕がある方は、「第2種電気工事士 学科試験すい~っと合格」に掲載されている「第8章:繰り返し出る問題ばかりを特選しました 過去問題 必須180選!」にも取り組むと、さらに安心です。(私は時間が足りず、取り組めませんでした…)
結果…ご紹介した方法で、約2か月の学習で学科試験に一発合格できました!

当日の流れと注意点|持ち物から試験後の準備まで
勉強が順調に進んでいても、試験当日に失敗してしまえば努力が水の泡になってしまいます。試験本番は、少しでも心の余裕がある状態で臨みたいものです。
この記事では、私が実際に受験したときの体験をもとに、第二種電気工事士(学科試験)当日の流れと注意点をご紹介します。
当日のタイムスケジュール(私の実体験)
私は試験会場に開始の1時間前に到着するようにしました。遅刻の心配がなくなるのはもちろん、会場の雰囲気に慣れる時間も確保できて良かったです。
実際のスケジュールは次のとおりです。
時間 | 行動 |
---|---|
9:00 | 会場到着・受付 |
9:30 | 最終確認・トイレ休憩 |
9:45 | 最終着席時刻 |
10:00 | 試験開始 |
12:00 | 試験終了 |
試験会場には1時間前には到着して、トイレの場所や座席の確認をしておくと安心です。余裕があるだけで、緊張がやわらぎ、試験にも集中できたよ!

試験方式別|持参するものチェックリスト
第二種電気工事士(学科試験)は、筆記方式とCBT方式のいずれかを選択できます。私は、筆記方式を選びましたが、どちらの方式でも持ち物忘れは致命的です。
ここでは、私が実際に準備した持ち物と、試験前日にやっておくべきことをまとめました。
【筆記方式の場合】 | |
---|---|
✅ | 必須持ち物 |
□ | 受験票 |
□ | 顔写真付きの公的証明書 |
□ | 筆記用具(HBの鉛筆、HB芯のシャープペンシル、プラスチック消しゴム、鉛筆削りなど) |
□ | 時計(電卓機能・スマートウォッチ・アラーム音付きは不可) |
□ | ※詳細は受験案内の「持参するもの/使用できるもの」で要確認 |
【CBT方式の場合】 | |
---|---|
✅ | 必須持ち物 |
□ | 顔写真付きの公的証明書 |
□ | ※詳細は受験案内の「持参するもの/使用できるもの」で要確認 |
試験の詳細は「公式サイト」を必ず確認!
試験制度や持ち物ルールは、年度によって変更される場合があります。最新情報は次のリンクから確認してください。
体験談|受験票が届かなかった話
私の場合、受験票が発送日から6日経っても届かず、未着申出日のギリギリに試験センターへ連絡し、再発送してもらいました。あのときの焦りは今でも忘れられません!
受験案内には、受験票の発送日と未着申出日が記載されています。届かない場合は、早めに試験センターへ相談してください。

試験後は自己採点して、すぐ技能試験対策へ
私は筆記方式で受験しましたが、問題用紙は回収されないため、後で自己採点できるように、自分の解答が分かる形で控えておくことをおすすめします。
試験日翌日には、試験センターのホームページで解答が公表されます。自己採点して60点以上取れていれば、できるだけ早く技能試験の勉強を始めると安心です。
合格発表まで待つと、技能試験の勉強時間が少なくなってしまいます。
なお、CBT方式では試験終了後に正答数を確認できます。
以上が、私が2か月で学科試験に一発合格した独学スケジュールと使用した教材、そして当日までの準備と心構えです。
限られた時間でも、「やることを絞る」を意識すると、効率よく学習を進めやすくなります。私の場合は、毎日の勉強時間を決めるのではなく、「今日は過去問20問」など達成量で区切る方法が無理なく続けられました。
あとは、前日までの持ち物チェックや、当日に少しでも余裕を持つことが安心につながります。試験日までの努力が、当日にしっかり発揮されることを願っています。
